【珍方見聞録】聖神社・銭神様を祀る金運の上がるパワスポ（埼玉県秩父市）

2023-06-192024-08-25 0 Comments

2021年2月某日、フィクサーXより指令が下った。
指令#S6E621：銭神様を参拝し金運を上げろ

金運が上がるらしいが若干ネタ臭さも漂う佇まい

秩父の大動脈である国道140号線沿い、秩父駅から北に道路距離で7kmほどの場所にあり、聖神社（ひじり-じんじゃ）と読みます。
最寄り駅は、秩父鉄道の和銅黒谷駅で、徒歩3分ぐらいです。

埼玉県秩父市黒谷に鎮座する神社である。
秩父盆地の中央部やや北寄りに聳える簑山から南西にかけて延びた支脈である和銅山山麓に鎮座し、簑山を水源とする川が流下する社前は和銅沢（旧称銅洗沢）と称されている。
西暦708年（慶雲5年）に自然銅が発見され、和銅改元と和同開珎鋳造の契機となった神社とされる。旧村社。
第43代元明天皇の時代に、武蔵国秩父郡から日本で初めて高純度の自然銅（ニギアカガネ、和銅）が産出し、慶雲5年（708年）正月11日に郡司を通じて朝廷に献上された。これを喜んだ朝廷は同日に「和銅」と改元し、多治比真人三宅麻呂を鋳銭司に任命して、和同開珎を鋳造させた。
この和銅の発見地が当神社周辺であると伝わる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/聖神社 (秩父市)

国道から入ってすぐの所に聖神社はありますが、その前に10台も駐められない砂利の駐車場があり、休日は駐車場待ちの車が列を成しています。
人気と駐車場の大きさが釣り合っていません。
国道に臨時駐車場がありますが、なんかちょっと分かりづらいです。

すぐ近くの国道沿いにあるセブンイレブンには田舎特有の広めの駐車場があり、基本的に神社参拝のために駐めない方がいいと思いますが、特に駐車禁止とは書いていないようですし簡単に参拝できるので、10分で戻って何か買って帰る分には問題ないのではないかと思います。
まぁこれを読んでセブンイレブンに駐めて怒られても私は知ったこっちゃありませんので、自己責任にて。

さっそく銭神様を参拝しましょう

神社前の駐車場から階段を上がってすぐ神社があり、神社そのものは小規模でそんなにデカくはないです。
真新しい商売っ気のある看板が立っているあたり、元々ローカルな神社だったのがインターネット時代に掘り起こされて人気になったスポットなのかなと思います。

階段を登るとすぐ拝殿があり、木で出来たデカい和同開珎が出迎えてくれます。

元々はこの山で産出された銅を「銭神様」として祀っていたものが、金山彦命、国常立尊、大日孁貴尊（天照大神）、神日本磐余彦命（神武天皇）の4柱に元明金命（げんめいかがねのみこと。元明天皇）を合祀する神社となったそうな。

収められている御神体は「神体石板2体、和銅石13塊、百足1対」で、自然銅の塊の他、元明天皇から賜ったとされる和銅製のムカデの模型が祀られています。
後に訪れますが、和銅採掘露天掘跡を見学しに行くと、和銅ムカデのレプリカを観ることができます。

神社では、金色のおみくじや、なんか金運が上がるらしいグッズを賜ることができ、この神社儲かってそうだな〜と思ったり思わなかったりしましたが、おみくじと御守りを授かります。
中吉でした。

和銅採掘露天掘跡を見学します

神社を参拝した人の9割は参拝して御賽銭を投げ込んで御守りを買って神社を潤わせて帰って行きますが、山道を登った先に「和銅採掘露天掘跡」という、名前そのまんまの意味の史跡があります。
そこには石で出来た巨大な和同開珎があり、それを参拝するともっと金運が上がるんじゃないかという気がする妄想に駆られているので、行ってみましょう。

山道を10分ほど登っていきます。
まあまあキツイです。
ちょっと山道を分け入っていくと、そこに採掘跡があり、石製のデカ和同開珎が鎮座しています。