【珍方見聞録】炭焼きレストランさわやか・噂のげんこつハンバーグをいただく(静岡県函南町)
2023年1月某日、フィクサーXより指令が下った。
指令#S6E818:有名ハンバーグ店の名物ハンバーグを食え
膨大な待ち時間になることもあるあの名店に行ってみよう
その日、私は伊東園ホテル伊豆半島攻略作戦を実行すべく東伊豆の土肥温泉を目指していました。
色々と噂は埼玉県にも届いていますが、静岡県には「さわやか」なるハンバーグ店(厳密にはハンバーグ店ではないらしいが)があるという。
せっかく静岡に行くので「さわやか」を食べてみようと思い、ルートを函南町に向けて車を走らせることに。
なお、函南町から伊豆市の土肥町までは40km以上あり所要時間が1時間以上あることに気づいたのは、さわやかの駐車場に着いてからでした。
全然途中じゃなかった。
炭焼きレストランさわやかとは?
炭焼きレストランさわやか(すみやきレストランさわやか)は、静岡県袋井市に本社を置くさわやか株式会社が運営し、静岡県のみにチェーン店を持つステーキ、ハンバーグレストランである。正式な名称は上記の通りだが、利用客の多くはさわやかと呼ぶことが多い。
ハンバーグは赤身が残っていることが特徴で、材料である牛肉の鮮度・品質を保持するため出店範囲は静岡県内に限定している。
静岡県では『さわやか』の異常ともいえる人気の下で『ステーキ宮』や『かつ時』といった他のチェーンが撤退せざるを得なくなるなど肉料理系ファミリーレストランの2番手争いが激しい。げんこつハンバーグ
https://ja.wikipedia.org/wiki/炭焼きレストランさわやか
本店の名物メニュー。厨房で牛肉100%(オーストラリア産)の挽肉(250g)を備長炭によって焼き上げ、熱した鉄板に乗せて客席に運ばれる(この時点では中身はレア状態)。
客席で店の認定を受けたスタッフがハンバーグを縦半分に切り分け、適度な焼き加減になったところでオニオンソースかデミグラソースをかけて付け合わせとともに提供される。
げんこつハンバーグよりも少し小さい200gの肉を使った「おにぎりハンバーグ」も提供されている。
「げんこつ」は父からの愛情、「おにぎり」は母からの愛情に由来する。
中がレア状態の丸いハンバーグを半分に切ってもらって鉄板で焼いてからいただいていくシステムとなっており、最初に思ったのは「ビッグボーイかフライングガーデンと同じじゃないのか?」ということでした。
私はかつてビッグボーイの大俵ハンバーグを週一でいただくほど好きでしたが、近所に店が無く最近はご無沙汰です。
また北関東には爆弾ハンバーグで知られるフライングガーデンもあり、丸いハンバーグを半分に切って鉄板で焼くシステムは同様です。
フライングガーデンは他地方ではあまり知られていないようですが、まあ普通のファミレスであり、300分待ちなどというトチ狂った状況には基本的になりません。
また、埼玉に本社を置いていて、埼玉と群馬で展開しているステーキのどんがありますが、こちらには大俵ハンバーグや爆弾ハンバーグ、げんこつハンバーグに相当するメニューは置いていません。
さわやか函南店にやってきた
午前11時、開店直後のさわやかに到着。
最初に思ったのは、駐車場が広大であることでした。
静岡は土地が余ってるんだな〜、ということではなく、超人気店なので駐車場を広くしないと入りきれないということと、立地がロードサイドで車が無いとこの場所に来られないということのようです。
100台以上駐められると思いますが、既に30台ぐらい車が駐まっていました。
そして店の前に回ってみると、既に外まで誰かが待っているではないですか。
平日ですよ奥さん。
店頭に行ってみると、店員の女性から「初めてですか?」と聞かれ、「あっはい、さわやか童●です」とは返答しませんでしたが予約方法についてご教授いただきます。
さわやかにはスマホで二次元コードを読み込んで順番待ち予約できるシステムが存在し、それを使うと順番待ちが出来るほか、自分の順番が近づくと通知が来たりします。
早速二次元コードしてみると、私の順番は「29」、「約53分、あと19組」というなかなか無慈悲な数字が出てきました。
よく見ると、店内・店頭で待っている人々の他、各々の車の中で待っている人もいます。
このアプリの目安時間がほぼ正確で、席に着いたのはそれから50分後でした。
その間、雲で隠れた富士山やその辺の駐車場を撮影したり、函南町の役所をスマホの望遠で見て「なんか廃墟みたいだな」と思いつつ撮影しながら時間を潰して、順番が近づいて店内の待合席でも15分ぐらい待ったりしました。
げんこつハンバーグをいただいてみましょう
さわやか●貞の私、とりあえず名物のげんこつハンバーグランチ(1,265円)とホットコーヒー(110円)を注文。
コーヒー(おかわり自由)をすすりながら待っていると、鉄板をジュージュー言わせながらハンバーグがやって来ました。
ビッグボーイやフライングガーデンで慣れたものの紙エプロンでガードしながら、ハンバーグを半分に切って脂が飛び散るのを防ぎます。
そしてソースをかけてもらいます。
その直後の映像がこちら。
ここまでがエンターテイメントで、後は普通にいただくだけです。
切ってくれた直後は中がレア状態なので、鉄板でよく焼いていただきます。
味の方ですが、ビッグボーイの大俵は高確率で雑巾の絞り汁のような風味(ZOKIN FLAVOR)がほんのりするのに対し、さわやかはそれが無く、肉の甘みを感じられる新鮮なお肉となっています。
※ビッグボーイの方は「大俵を半生で喰うなよ」というビッグボーイ君の心遣いと捉えています。
ちなみに私のハンバーグのいただき方は、最初にフォークとナイフで一口大に切り分け、箸で食べるというモノであり、さわやかでもそのルーティーンでいただきます。
これかなりマナー違反らしいですけどね。
フォーマルな場では決してやりませんが。
なお焼鳥も最初に全て串から外して箸でいただきます。
初さわやかに行ってみた感想
基本的に非常においしかったですが、あんなに並んでまで食べるほどじゃないなぁ……という感じでした(浅い感想)。
埼玉には爆弾ハンバーグのフライングガーデンがありますので、一応そちらでも事足ります。
当サイトではなぜか珍スポ扱いになっているさわやかですが(ちなみに函館のラッキーピエロも同様)、まぁすぐに入れるような店は珍しくはないということで、一度スポットとして行ってみたかった、という感じでありました。
記録写真
地点情報
炭焼きレストランさわやか 函南店
所在地: 〒419-0122 静岡県田方郡函南町上沢130-1
注文したもの: げんこつハンバーグランチ(1,265円)+ホットコーヒー(110円)
営業時間: 11:00〜23:00(受付開始: 10:00)
定休日: 12/31、1/1
Web: https://www.genkotsu-hb.com/shop/kannami.php
開店前に待っても開店後に行っても結局待つことになります。
お時間に余裕を持って行ってくださいね!
※情報は記事アップ当時のものです。現況と異なっている場合があります。
(訪問:2023年1月)