【珍方見聞録】あぶくま洞・東洋一ともいわれる鍾乳洞(福島県田村市)

2023年4月某日、フィクサーXより指令が下った。
指令#S6E425:福島県にある大鍾乳洞の記録をサルベージせよ

大自然が作り上げた奇怪な光景を激写しましょう

あぶくま洞は、福島県田村市の山中の地下に広がる鍾乳洞です。
鍾乳洞そのものはどこにでもあるんでしょうが、人が入れる空間がある鍾乳洞は稀で、観光地化できるような所はもっと少なくなります。
さらに美しい鍾乳洞という条件が加わると日本でも数えるほどになるのでしょう。

ここを訪れた際に獲得してきた日本観光鍾乳洞協会のパンフレットによると、「日本鍾乳洞九選」として、龍泉洞(岩手県岩泉町)・あぶくま洞(福島県田村市)・日原鍾乳洞(東京都奥多摩町)・飛騨大鍾乳洞(岐阜県高山市)・秋芳洞(山口県秋芳町)・龍河洞(高知県土佐山田町)・七ツ釜鍾乳洞(長崎県西海市)・球泉洞(熊本県球磨村)・昇竜洞(鹿児島県知名町)が挙げられているようです。

なお、日本観光鍾乳洞協会のHPは本記事アップ時点でリンク切れしており存在が不明です。
2017年ごろの情報ということでご了承ください。

福島県の名鍾乳洞・あぶくま洞を観に行こう

2017年の一泊二日福島上陸作戦では郡山から飯坂温泉へ行き、二日目の帰り道の途中にあるスポットで検索上位に出たのがココ、あぶくま洞でした。
写真を見ると秩父の鍾乳洞では見られないような絶景が広がっていたため期待して訪問。
秩父の鍾乳洞はある意味修行ですからね。

外はすこぶるいい天気ですがこれから地下に潜ります。

あぶくま洞とは何か。
いつものウィキペディア抜粋に頼ります。

あぶくま洞の一般見学ルートの長さは600mほどである。入り口から150mほどの地点に、有料の「探検コース」(約120m)への分岐があり、このルートを含めると720mになる。
一般には公開されていない経路を含めた洞内の総延長は約3,300m(日本国内第11位、洞窟#日本の大洞窟を参照)で、今後の探索によってはさらに伸びる可能性がある。
洞内には様々な形状の鍾乳石が発達している。石筍や石柱をはじめ、洞穴シールド(盾板状の平たい鍾乳石)や地下水の侵食痕も見られる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/あぶくま洞

ウィキペディアの記述がテキトーなので補足すると、「一般コース600m」の入場料は大人1,200円で、「探検コース120m」をアドオンすると+300円となります(計1,500円)。

私はもちろん一般コースだけでいいので1,200円を支払って入場。
探検コースは敢えて狭い所を登ったり降りたりするだけで一般コースと観られるモノは同じ感じです。
そういうのは秩父の鍾乳洞で出来ます。

内部の詳細なレポートは今回は敢えてしませんが、大自然が創り出した絶景と、人類が追加した照明と相まって非常に美しい光景が拝観できます
写真で見るより壮大で美しいので、ぜひ機会があれば自分の目で見てみてください。

水が流れる鍾乳洞を探検できるスポットもあります

あぶくま洞から数kmほど北にある姉妹館(?)として「入水鍾乳洞」という流れる水の中を進んで観覧することができる鍾乳洞もありますが、時間の都合で行きませんでした。濡れるのも嫌だし。

そこがどんなものか公式HPから抜粋すると、

A course(30分)
入水鍾乳洞は出入り口が一つです。コースごとの一定距離を進んでいただいたら引き返していただく鍾乳洞です。Aコースは、着替え、照明などは必要ありません。普通の服装でご入洞いただけます。急な大雨などの影響により洞内の水量が増し、動画のような状況になる場合がありますのでご理解ください。

B course(60分)
Bコースは、照明が少なく常時水の中を進みます。水温は10度以下で痛さを感じるほどです。また、一番水深が深い場所で成人男性の膝上ほどの水位があるため、以下の物と準備が必要となります。出費を抑えたいお客様は事前にご準備いただき、身軽に観光を楽しみたいお客様は販売窓口にお問い合わせください。
1 照明
2 着替え
3 替えの履物

C course(90分/要予約制)
Cコースは照明が一切ありません。要予約制であり、お電話のみの予約受付とさせていただいておりますので当施設電話番号に予約問い合わせください。
※施設都合により●予約受付を中止●とさせていただいております。

入水鍾乳洞公式HomePage

探検に主軸が置かれておりあぶくま洞のような絶景があるかは分かりませんが、ある程度人間の手が入った「安全な冒険」ができるということで人気のアクティビティスポットとなっているようです。

体力に自信があって濡れても関係ないねって方はぜひ行ってみてください。

記録写真

地点情報

あぶくま洞

所在地: 〒963-3601 福島県田村市滝根町菅谷東釜山1
入場料: 大人(高校生以上)1,200円・中学生800円・小学生600円、探検コースは+300円
営業時間: 8:30〜16:30、時期により〜17:00・〜17:30(受付は営業終了90分前まで)
定休日: 年中無休
Web: https://abukumado.com/

珍見ちゃん
珍見ちゃん

公共交通機関で行く場合はJR常磐線神俣駅からタクシーで5分ほどだそうです!

※情報は記事アップ当時のものです。現況と異なっている場合があります。

(訪問:2017年5月)

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