【珍方見聞録】竜神峡の竜神大吊橋・100mのバンジージャンプ(茨城県常陸太田市)
2023年4月某日、フィクサーXより指令が下った。
指令#S6E422:茨城県の竜神大吊橋の記録をサルベージせよ
落差日本一のバンジージャンプを目撃せよ
日本全国、「竜」の名が付く川は多くあります。
大雨が降るとたびたび氾濫しその地の人々を苦しめてきたことから、「竜が棲んでいる」と形容されてきました。
そこで生け贄を捧げて竜の怒りを静める、という風習があったかどうか、後年の創作なのかは定かではありませんが、とにかく川というものはクネクネして流れていることから竜になぞらえられて畏怖の対象とされて来ました。
茨城県の北部のとある川にも竜が棲んでいます。
茨城県常陸太田市、久慈郡大子町、常陸大宮市にまたがる竜神川があり、竜神川の浸食によって形成された峡谷、その名を竜神峡(りゅうじんきょう)という。
竜神峡には竜神大吊橋が架かっていて、観光スポットとなっています。
常陸太田市内に位置する渓谷の下流部には竜神川をせき止めて作られた竜神ダムがあり、ダム湖の上には歩行者専用の吊橋である竜神大吊橋が架けられている。
ダム湖上流の渓谷には古い滝つぼが変化して生じた亀ヶ淵に代表される、無数の瀬や淵があり、流域には竜が棲んでいたという伝説なども伝わる。竜神大吊橋付近から亀ケ淵までは約4kmの自転車歩行者専用道路が設けられている。竜神大吊橋(りゅうじんおおつりばし)は、竜神峡に架かる観光用の歩行者専用有料橋である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/竜神峡
当時の水府村(現・常陸太田市)がふるさと創生事業の交付金を費用の一部に、約33億円の費用を投じて建造し、1994年4月28日に開通。橋の建設には政治家の梶山静六が尽力したとされる。トラスト補剛型式を採用し、全長は375mで、歩行者専用の吊橋としては2006年に大分県の九重”夢”大吊橋が完成するまでは日本一の長さであった。
大吊橋を見にいこう
10時前に到着。
埼玉を早朝に出発し、駐車場は無料でした。
大吊橋に最も近い第一駐車場は普通車50台が止められますが、私が訪問した日(土曜日)は満車で数台が空き待ちしていました。
大吊橋の渡橋料金は2023年4月現在は320円のようです。
大吊橋を渡ると、ありがち観光スポットで恋人の丘的な場所があります。
さらに、「竜神カリヨン」とかいう神殿のような場所で「木精(もり)の鐘」というお金を入れると鐘を鳴らしてトレーディングカードみたいな物がもらえる謎のアクティビティ(?)があったりと、昭和末期のふるさと創生事業で作ってみた感を垣間見ることができます。
そのまま峡谷を下って橋の下まで行くハイキングコースがあり、橋を見上げることができます。
私はもちろん行きませんでした。
バンジージャンプもできます
2014年に開業された日本最大級をうたうバンジージャンプがあり、この大吊橋の新しい名物となっています。
吊り橋からダムの湖面までは高さ100mで、そこに向かってバンジーできます。
料金は初回16,000円(訪問時の料金。2023年4月現在は19,000円)。
体重制限(40〜105kg)のほか、15歳以上からという年齢制限があります。
私はもちろん飛びませんでしたので、誰かが飛んだのを勝手に撮影した映像をご覧ください。
日本最大級の大吊橋、茨城観光の一つに入れてみてもよいのではないでしょうか。
まあここに行っちゃうと他に何処を見に行くのかルートを作りづらい場所にありますが。
私はこのあと伊東園ホテル奥久慈館に行きました。
記録写真
地点情報
竜神大吊橋
所在地: 〒313-0351 茨城県常陸太田市天下野町2133-6
入場料: 大人320円、小中学生210円
営業時間: 8:30〜17:00(受付は16:40まで)
定休日: 不明
Web: https://ohtsuribashi.ryujinkyo.jp/
※情報は記事アップ当時のものです。現況と異なっている場合があります。
(訪問:2017年6月)